七草と七草粥
2012年 01月 08日
1月7日 七草の日
熱いうちに食べさせたくて,急いで盛り付けたので雑で済みません。
鹿児島では,七草は特別な意味をもちます。
最近では,七五三も祝いますが,七草の日は,七歳の男の子,女の子どちらも祝います。
羽織袴や晴れ着で神社にお参りして,お重を持って七軒のお宅を回ります。
主に親戚の家ですが,それぞれの家では,七草粥を作って待っています。
お玄関で御挨拶をして,お祝を戴き,七草粥を少しお重に入れてもらいます。
七軒分の七草粥が一つのお重に入り,帰ったらそれを家族で頂きます。
それぞれのお宅で「健やかに育つ様に」との思いで作って下さった物を食べると
身内だけでなく,周りの方達からも見守られている事に感謝します。
[E:ribbon]
私の時も,私の子供の時も七軒回りました。
ですから,知人に七歳のお子さんがいらっしゃると
「七草粥作って待っているからいらっしゃい」と声をかけます。
でも最近は,そこまでする方が少なくなって来ている様で寂しいです。
鹿児島だけの風習の様ですが,いい伝統なので続けて行ってもらいたいです。
[E:beer]
今夜はブリ大根
子供が大好きなので,子供にも手伝わせましたが,大根を切るのにも大きく斜めになり
皮を剥くのも危なっかしい手つきでした[E:wobbly]
お味は,脂がのっていて美味しいでした。
[E:heart04]
来年,七草の方,待ってますので,お声をかけて下さい。
今日は,鹿児島では成人式もありました。
震災もあり,日本中で,様々な思いで新成人を迎えた方も多いと思います。
二十歳を迎えられなかった人もいます。生きているのが辛い事もあるでしょうが,
生きていて良かった,と思える様な人生を送って欲しいです。
七歳も二十歳も,皆様の健康と幸せを祈っています。[E:shine]
by salonkk | 2012-01-08 23:42 | 料理